スポーツジムの月額料金の目安
名古屋市内のスポーツジム選びで、どこに通うかを迷っている方は少なくないでしょう。決め手となるものは料金のほかに、スタッフや器具の充実度、トレーニング以外のサービス内容といった要素もあります。また、実際に利用している人の顔ぶれやトレーニングの強度、目的などもあります。この記事では月額料金という視点を中心に解説していきます。
意外な穴場、公営体育館のトレーニング室
名古屋市は政令指定都市の1つであり、多くの市営、公営体育館があります。それらの中にはトレーニング室を有料で使用できるところも少なくありません。公営体育館は建物も器具も古いという印象を持たれがちですが、定期的にリフォームされたり、器具も新しいものと交換されたり、メンテナンスされています。また、トレーナーやインストラクターの資格を持つスタッフが常駐し、定期的にトレーニング講座を開講している体育館も意外とあるのです。
利用料金は、一回の使用ごとになりますが2~3時間の利用でロッカー代込みでは400~500円程度。週に2回利用する場合、1ヶ月で8~10回程度の利用になるので3,000~5,000円程度になります。ロッカーはコインが戻ってくる形式の場合もありますが、飲み物やタオル類は持参する必要がある場所がほとんどなので、水も持参するか購入する必要があるようです。
施設の中には、利用が制限されていたり事前予約が必要になったりするなど使いにくくなっている場合もあります。高校や大学が近くにある体育館だと、若い学生が精力的にトレーニングをしている場合もあるため、刺激を受けながらトレーニングに励むことができます。また、若い学生が集まりやすいということは、リーズナブルであることの証しともいえるでしょう。
名古屋市内のスポーツジムについて
私営のスポーツジムはそれぞれの特徴があり、利用する人の要望に合わせた利用システムやそれに応じたコース料金を設定しています。多くのスポーツジムが24時間営業を行なっていますが、朝と夜の制限付きで利用するのであれば月額6,500円などのように利用しやすいコースもあります。通常24時間いつでも使える場合は月に11,150円という料金に対して、25歳以下は7,980円で、29歳以下は9,500円などと割安に設定されていることもあるようです。
また、たとえば月額6,980円のスポーツジムの会員であれば、15~18歳は無料などという特典を設けるようなところもあります。このように書き連ねていくと、とにかく安いところを利用しようと考えてしまいがちですが、入会金の有無または金額、あるいはロッカーや飲料が別料金だから基本料金が安くなるということもあるでしょう。たとえば個人ロッカーを使うならば月1,500円増額、水素水が月1,000円の増額で毎回支給されるという例もあります。
また、月の使用頻度に応じて週1回で月4回の使用であれば、月額7,150円に対し、週2回で月8回使用であれば月額10,120円といった料金体系の場合もあります。前述の公営体育館も含めて、自分のトレーニング頻度や目的、強度に応じて最も適していると思うスポーツジムを選ぶことが大切だといえます。
お試しなど月額以外の料金システム
運動を始めたいものの、自分に適したスポーツジムがどこなのかわからないということも少なくありません。そのような方のためにいつでも見学は無料で受け付けていたり、あるいは初回60~90分程度はお試し価格として1,100円などと設定していたりするスポーツジムもあります。
ちなみに、公営体育館のように1回ごとに2,640円払う料金体系、または隔週1回で月2回の利用は4,730円といった細かな料金システムが設けられているスポーツジムもあります。いわゆるガッツリやるというわけではない、トレーニング初心者に対しても配慮が行き届いた料金体系が用意されているといえるでしょう。
また、名古屋には転勤などで来たため、今後どこかに移動する可能性があるという方もいるでしょう。名古屋市内で人気を博している多くのスポーツジムは全国展開しており、当然会員として受けられるサービスも引き継ぎできることがほとんどです。そうした転勤族の方にとっても安心して利用できるでしょう。
また、全国展開するような大手のスポーツジムは、新型コロナウィルス感染予防策の面でも、しっかりとマニュアル化して万全にしています。コロナ禍の中でトレーニングを行なうことに懸念を持たれている、あるいはそういう方が周囲に少なからずいるという方も、安心してトレーニングに励むことができる環境が整っているといってよいでしょう。
スポーツジムの月額料金というタイトルで述べてきました。冒頭にも述べたように、もちろん単純にかかる金額だけで、それぞれの方にとって最適なスポーツジムが選べるというわけではありません。トレーニングの目的や周囲の環境、設備など選ぶポイントは多々ありますが、その一つとして施設の利用料金もさまざまな料金体系があることを知っておきましょう。